【高校野球冬の練習】龍谷大平安 脈々と流れる「伝統の力」に迫る

高校野球!

龍谷大平安(京都)の「伝統の力」に迫る。全国最多の選抜大会41回出場、同2位の甲子園大会春夏通算103勝など輝かしい実績を誇る同校。冬の期間はボールを使う練習より、徹底的に体を鍛え上げることに重点を置く。スポニチでは同校野球部の冬の〝通常〟の練習を取材。YouTubeチャンネルの「スポニチ ドラフトチャンネル」で公開する。

 地味なフィジカルトレーニングが練習時間の大半を占める。コロナ下のため、練習時間は平日約3時間。ボールを使うのは、およそ15分間にとどめる。
 今春は選抜大会出場を逃したが、大会に出場する年でも「フィジカル重視」は変わらない。そこには原田英彦監督(61)の信念がある。
 「高校で15㌢身長が伸びる子なんて、ざらにいる。成長期は柔軟性と可動域を重視して、体ができ上がってからアウター(マッスル)を付ける。その方がケガしにくいし、長く野球ができると思う」
 技術や連携練習を進めたい気持ちを抑え、選手個人の肉体の成長を促す。高校より上のレベルで野球をさせるためにはどうしたらいいか。考え抜いた末の結論が「平安流」の選択だった。
 地味で厳しい練習には、肉体形成とともに、もう一つの狙いがある。伊藤愛都主将(2年)は「体を強化しないといけない時期。全員でしんどいことを乗り越え、思いを共有することでチームが一つになれる」と胸を張る。同じ目的に向かい、全員が努力することで自然と団結心は高まっていく。
 以前の練習場だった亀岡グラウンドが、冬場は凍結で使用できなくなるため、やむを得ず始めたフィジカルトレーニングだった。しかし2012年に龍谷大平安ボールパークが完成してからも、冬の練習内容は変わらない。今や「伝統」と言えるまでになった。厳しい冬を越え、充実の夏へ。選手、監督の視線の先は一致している。

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 #野球 #龍谷大平安 #高校野球 #甲子園 #ドラフト

19 COMMENTS

真大

グラウンド、道具、荷物などなどがきれいに整頓されてる。そのあたりもさすが平安やな

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kanpachi ikatako

京都国際というとんでもないライバルの出現は今後の平安にとってもプラスになるはず!
今年の夏こそ甲子園で平安の怪しいボレロが聴きたい、期待してます!

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子濱

この中から一握りだけしか試合に出れないけどこの部活を経験したならどんな仕事も大したことないよ!悔いの無いように野球を楽しんで!

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ぱお

京都は平安なんよ!
そう思ってる野球ファンは多いはず。甲子園でみたい!!

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真壁基之

練習試合をこのグランドでさせてもらいましたけど
レギュラーはもちろんその他の選手のレベルが桁違いだと思い知らされました

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