高校野球!
2022/5/20(金)
春の高校野球岩手県大会が始まり、夏のシード権をかけた熱戦の火蓋が切られました。
初日から注目選手が登場です。6つの地区を勝ち抜いた28チームが出場する今年の春の県大会。今回は3年ぶりに観客を入れての開催で、1試合あたりの上限は2000人です。20日は、2つの球場で6試合が行われ、このうち二戸市の大平球場の第2試合は最速149キロの斎藤響介投手を擁する盛岡中央と去年秋準優勝の久慈東が対戦しました。
2点リードの久慈東は4回、2アウト満塁で9番谷崎がレフトへの2点タイムリー2ベース。先発の斉藤から4点目を奪いリードを広げます。さらに7回、久慈東はランナー3塁のチャンス。ここで盛岡中央斎藤が奮起し、3者連続三振を奪い、久慈東打線を追加点を許しません。このあと盛岡中央は巻き返しを狙いますがチャンスを作れず。久慈東が9対1、8回コールドで盛岡中央を破り2回戦進出を決めました。
野田村のライジング・サン・スタジアムでは一関一と一関学院が対戦しました。
地区予選では一関一が勝利していますが、この試合は一関学院が1回、ノーアウト1塁・3塁で、3番小杉の犠牲フライで先制します。追う一関一高は2回、相手のミスなどでノーアウト満塁のチャンスを作り、7番古舘が併殺打。後続も倒れ、チャンスを生かせません。
4回、一関学院はノーアウトランナー2塁で7番千葉のタイムリーでセカンドランナーが帰り、追加点。一関学院はその後も得点を重ね、5対0と点差を広げます。一関一は7回、ツーアウトランナー1塁・3塁とし、2番佐々木のタイムリーで1点を返しますが、3塁を狙った1塁ランナーがタッチアウト。
結局、8対1で一関学院が地区大会のリベンジを果たし、花巻東との2回戦に進みました。