秋の関東高校野球・群馬県予選 関東切符を手にするのは?準決勝は1日に(22/09/30)

高校野球!

熱戦が展開されている秋の関東高校野球・群馬県予選です。春のセンバツの参考となる関東大会への切符をかけた準決勝の見どころを紹介します。

準決勝第1試合は、関東大会初出場を目指す明和県央と、ノーシードから勝ち上がり15年ぶりの関東を狙う桐生商業の顔合わせです。

2回戦から登場した明和県央は、3試合で得点19、失点3、チーム打率は3割4分1厘です。

試合を作るのは、夏大会を経験する本格左腕、須藤と1年生の小路を中心とする投手陣。チーム防御率は1.17と要所を抑えるピッチングで勝ち上がってきました。さらに今大会1ホーマーの中軸・持田を擁し、初の関東大会出場へ、あと1勝です。

明和県央と相対するのは、チーム打率が3割7分4厘と4強の中でトップを誇る桐生商業です。4試合で得点は33、失点6。打率5割を超える3番廣田を中心に、どこの打順からでも得点を奪える強打者が揃います。さらに、右腕のエース周東は4試合で22の三振を奪う好投ぶり。強力打線が投手を盛り立て15年ぶりの関東大会を狙います

準決勝第2試合は、7年ぶりの関東大会を目指す夏の王者・樹徳と4年連続の出場を狙う健大高崎が激突。夏の決勝と同一カードが実現します。

3年ぶりの秋の準決勝に挑む夏の王者・樹徳は、4試合で得点28、失点8。打撃陣は、甲子園を経験した亀田や森が主力となり、夏にみせた樹徳のバスターはこの秋も健在で強気な攻撃が持ち味です。準決勝では、最終9回に2点を奪い、桐生第一から逆転勝利。夏の勢いそのまま、7年ぶりの関東大会を目指します。

対する健大高崎は、13年連続のベスト4入り。2回戦から登場し、得点17、失点はわずかに1です。安定した投手陣が最少失点でおさえ勝ち進み、チーム防御率は0.375と4チーム中トップです。登板経験豊富なエース小玉は準決勝の育英戦を無四球で完投。抜群の制球力が武器で相手打線を寄せ付けません。

春のセンバツ甲子園への選出条件のひとつは、関東大会への出場。2つの関東切符をかけ1日にベスト4が激突します。

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