夏の高校野球群馬大会25日ベスト4が激突 準決勝を展望(23/07/24)

高校野球!

夏の高校野球群馬大会は、25日、ベスト4が激突します。甲子園切符まであと2勝、熱戦が期待される準決勝を展望します。

準決勝第1試合は、第1シードから8年ぶりの優勝を目指す健大高崎に桐生第一が挑みます。春の準々決勝と同一カード、春は健大が4対2で競り勝っています。

2回戦から登場した健大は、これまでの3試合いずれもコールド勝ちです。2本のホームランを含む17本の長打。チーム打率は4割を超えます。

中でも、2年生の高山裕次郎は準々決勝で2本の2ベースヒット。打率、打点はともにチームのトップです。さらに、投手陣は、チーム防御率1.06と盤石。エースの小玉湧斗をはじめ、春の関東大会で経験を積んだ1年生の佐藤龍月、石垣元気など層の厚さが光ります。

秋春ともにベスト8で終わった桐一は、これまでの4試合すべて2桁安打を記録している強力打線で勝ち上がってきました。

チーム打率は、4チームトップの4割6分6厘。鶴田京平、星野竜河の中軸を中心に、4試合で44打点をあげています。さらに、盗塁は15をマーク。出塁すると足を使い抜け目なく攻撃をしかけます。強力な攻撃陣を要する桐一が15年ぶりの夏の甲子園を目指します。

準決勝第2試合は、去年の夏の王者・樹徳とベスト4唯一の公立校・前橋商業が激突です。去年の夏の2回戦で樹徳に敗れた前商にとってはリベンジマッチとなります。

連覇を目指す樹徳は、ここまでの4試合、チーム打率3割8分1厘、ホームランも2本飛び出すなど攻撃力は健在です。

投打でチームを引っ張るのがエースの清水麻人。186センチの身長から投げ下すストレートを武器に3試合に先発し、奪った三振は15。打っては、打率8割を超え、チームトップの7打点をあげています。

このほか、甲子園を経験したキャッチャー亀田凛太郎やキャプテン森颯良を中心に、2年連続の甲子園を目指します。

樹徳に相対するのは、準々決勝で前橋育英に劇的な逆転勝利を収め勢いにのる前商です。冬にバットを振りこみ強化してきた打線は、キャプテン真藤允宗の2ホーマー含むホームラン4本。準々決勝では、初スタメンの2年生・庭野涼介の活躍などで課題だった終盤の粘りを見せました。

投げてはエースの坂部羽汰や最速148キロの速球が武器の2年生・清水大暉を中心に粘りのピッチングで2010年以来、13年ぶりの夏の甲子園を目指します。

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