高校野球！
高校野球の東邦（愛知）と大垣日大（岐阜）の監督として、甲子園に春夏通算35回出場した名将、阪口慶三監督（79）が2日、岐阜県大垣市の大垣日大で記者会見を開き、同校監督を年末で退任すると正式に発表した。会見で阪口監督は「今年に入ってから疲れが残るようになり、グラウンド上で生徒を褒めたり、叱ったりする声を出すのがえらくなった。これ以上、指導者としての責任を持ってやることは不可能」と語った。3月末までは副校長として同校に残る。退任後については「熱い気持ちを何かにぶつけてみたい。それがまた野球になるかも分からない」と話し、何らかの形で野球界に貢献する意向も示した。大垣日大の後任監督には、高橋正明副部長を指名した。
