高校野球!
夏の甲子園出場を占う注目の一戦、第141回大分県高校野球選手権は、期待通りの大接戦となりました。
大分舞鶴対明豊の顔合わせとなった決勝。
まず主導権を握ったのは大分舞鶴でした。
1回表、5番・児玉のタイムリーで先制に成功すると、2回には押し出しで1点を加えたあと、3番・都甲がレフト前にタイムリーを放ち、リードを3点に広げます。
対する明豊は、その裏ランナーを2人置いて、1番・上杉がセンター前に、弾き返し2点を返すと、続く2番・牧野が同点のタイムリーツーベース。
3回にも1点を加え、明豊が逆転に成功します。
注目のライバル対決は4回、4番・阿部がピッチャー強襲のタイムリー。
舞鶴が同点に追いつくと、続く5回には6番、キャプテンの甲斐。
バックスクリーンへのホームランで、再び舞鶴が1点のリードを奪います。
しかし、強力・明豊打線は6回、1番・上杉がお返しとばかりにレストスタンドに飛び込む同点ホームラン。
さらに明豊は7回、ランナーを2塁において7番の矢野一武吉。
再び明豊が勝ち越しに成功します。
この試合では舞鶴のセンター糸永、明豊ライト・日高のファインプレーも飛び出します。
◆明豊 江藤隼希主将
「夏の大会で必ず対戦したい相手なので、しっかりと夏に向けてチーム作りを一からやっていきたい」
注目のライバル対決は1点差で明豊が勝利。
3季連続12回目の県大会優勝を決めました。
◆大分舞鶴 甲斐京司朗主将
「あと1か月、本当に死に物狂いで明豊を絶対に倒すんだって気持ちで頑張るしかないです」