【春の高校野球県大会】聖光学院が3連覇 3位決定戦は乱打戦に 福島

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春の高校野球福島県大会の決勝戦が21日に行われ、聖光学院が3年連続の春の王者に輝きました。高橋広季アナウンサー「天候は快晴に恵まれました。これから決勝戦ということで、スタンドには多くの観客が詰めかけこの1戦の注目の高さが伺えます」決勝は、春の頂点を懸けて3連覇を狙う聖光学院と2年前の夏の優勝校、日大東北が激突しました。3回までに5点を先制した聖光は4回、4番の三好が観客がどよめく一打を放ちます。レフトスタンドに突きさす弾丸ライナーでのホームラン!三好の一発でリードを6点に広げます。その後、日大東北が2点を返し迎えた8回、チャンスで代打・笹田がレフトへのタイムリー2ベースヒットで意地を見せますが、反撃もここまで。試合は聖光学院が21安打の猛攻で10対3で日大東北を下し、春の県大会、3連覇を果たしました。聖光学院・三好元気選手「一番、思っているのは負けなくてよかったのが一番の気持ちです。本当に東北大会も1試合1試合できることを感謝して、1人1人が1球に入り込んでチャレンジャー精神でやっていきたいと思っています」聖光学院・斎藤智也監督「こっちが思っている以上に選手たちが伸び伸びと試合のなかに入り込んで、集中力のある戦いをしたという意味では私が心配していたことを選手らが見事に払拭した大会じゃないのかなと思いますね」6月に、岩手で行われる東北大会には、県勢から聖光学院と日大東北の2校が出場します。日大東北・笹田莉人選手「今日で聖光学院さんとの差を全員が感じたと思うのでもう一度、意識を変えて、夏に絶対リベンジしようと思います」日大東北・吉田翔監督「10対3というゲームを私自身も胸に刻みますし、とにかくこの負けで強くなろうという思いを(選手たちに)伝えていきたいなと思っております」

3位決定戦は乱打戦に

また、3位決定戦は学法石川と郡山が対戦。両チーム10本以上の安打が飛び出し、乱打戦となった試合は、学法石川が9対5で郡山に勝利しました。学法石川・本郷翔大主将「精神面の部分でチャンスに強くならなければ聖光には勝てないと思うので、チャンスに強く、ピンチに強くなれるようにやっていきたいと思います」学法石川・佐々木順一朗監督「課題が山積みなので、山積みの課題を1個1個、潰していく。このまま夏を迎えても話にならないので夏はないぞと本気で思いながら日々、過ごしたいなと思います」一方で、郡山は春の県大会では27年ぶりとなるベスト4進出と健闘を見せました。郡山・藤田海斗投手「ベスト4には来られたのですが、4位で終わってしまってここの悔しさというのをバネに夏の大会まで一日一日大切に必死に練習していきたいと思います」郡山・菅波智之監督「子どもたちが本気になったときはすごく可能性を感じるなと思いました。子どもたちの力が出るような雰囲気・環境作りに努めていきたいなと思っています」

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/497914

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