高校野球!
岩手県内で行われている春の高校野球東北大会、6月9日は休養日です。
県代表3校のうち唯一勝ち残っている盛岡三高は、10日の準決勝に向け盛岡市内の屋内練習場で調整しました。
春の高校野球東北大会・休養日の9日、盛岡三高はきたぎんボールパークの屋内練習場で約1時間半、汗を流しました。
黒田麟記者
「仙台育英との準決勝を控える盛岡三高です。練習では声をかけあって内野の連携など細かい動きの確認をしています」
力強いキャッチボールで調整を進めていたのは、2年生エースの藤枝歳三投手。
今大会、2試合すべてを完投している鉄腕が闘志を燃やしています。
盛岡三高 2年 藤枝歳三投手
「しっかり低めにボールを集めて、長打を許さないで最少失点で切り抜けて行きたい。絶対勝ちます」
その藤枝投手をキャッチャーとしてリードし、主将としてチームを率いるのが田村悠人選手(3年)。盛岡三高としては9年ぶりとなる準決勝に強い思いで臨みます。
盛岡三高 3年 田村悠人主将
「仙台育英高校さんと戦えるというのは非常に楽しみだし、気持ちから負けないというのは全員思っていることなので、自分たちの野球をしっかり出していきたいと思っている」
さらに今大会チーム最多の4安打と好調の阿部蒼流選手(3年)は、9日も快音を響かせていました。
盛岡三高は10日の準決勝で2022年の夏の甲子園優勝校・仙台育英と対戦します。